1年目リーマンの20社内定した就活体験談

1年目のリーマンです。就活ノウハウ発信しています。

【就活】本気の面接準備-総合商社③

今回は前回の続きです。

本気で面接の準備をする場合、どこまでやるのかを載せています。

大枠を参考にしていただければと思います。

 

 

rshukatsu.hatenablog.com

 

 

目次

 

①業界研究
②企業研究
③就職活動の軸との紐付け⇦前回
④業界の志望動機⇦前回
⑤企業の志望動機⇦前回
ガクチカとの紐付け⇦今回
⑦自己PRとの紐付け⇦今回
⑧その企業でやりたいこと⇦今回
⑨オリジナルエピソード(実体験)
⑩過去質問集

 

ガクチカとの紐付け

 

ガクチカは、再現性が最も重要です。

ガクチカから発揮された強みを業務にどのように落とし込めるのかをはっきりさせるべきです。

以下300字ガクチカです。

 

新電力企業でテレアポ営業に尽力したことです。

私は、15人チームのリーダーをしており、目標アポ数は月間で220件でしたが、10人のインターン生のアポ数が47件と低い状況でした。

そこで顧客に断られた際の切り返しトークと断りづらいトークがアポ取得に必要だと考え、アポ数向上のために3つの施策を行いました。

1.既存のトークスクリプトを変更し、感情に訴えかける言葉を組み込みました。

2.勤務前に架電ロールプレイを行い、切り返しトーク向上に努めました。

3.電話の際に担当者レベルに応じて訴求ポイントを変えることです。

その結果、インターン生のアポ数を前月47件から111件に成長させチームで222件を達成しました。

 

ここで商社の業務との関連性を見つけます。

商社の業務として大事なのは、

人と人を繋ぐ、利害調整をするなど

このようなエピソードがあるといいと思います。

したがって、ここから上記のようなエピソードを抽出します。

 

2.勤務前に架電ロールプレイを行い、切り返しトーク向上に努めました。

最もアピールできるのは、この施策の背景です。

当時の現状は、週一で行う営業ロープレは、給与が発生しない練習時間として行われていました。

したがって、インターン生は朝会での営業ロープレに後ろ向きでした。

私は、アポイント数向上のためには営業ロープレは必須だと考え、私が直接、社長に賃金が発生する仕組みに変更することを打診しました。

結果、アポ取得には営業ロープレが毎日必要であり、給与が発生する仕組みに変更されました。

その後、アポイント取得数も増え、インターン生も会社も満足するWinWinの関係を作り出すことに成功しました。

 

この経験から、私は互いの利害の調整のため、常にチーム全体のアウトプットの最大化のために上の人、下の人関係なく働きかけることができると考えている。

これは商社にも生きてくると考えています。

 

一見普通の施策でも背景の思考を話せば、かなり考えられている施策になり得ます。

 

⑦自己PRとの紐付け

 

以下400字の自己PRを載せます。

 

私の強みは、「周囲を巻き込み目標を達成する実行力」です。

私は小学校から、様々なバックグラウンドを持つ方々とサッカーをしてきました。

同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨する中で、チームにより高い結果をもたらしたいという気持ちがモチベーションとなっていました。

この強みを活かして、中学のサッカーでは、練習時に一人一人に声掛けを行い、手を抜かない練習を徹底しチームを初の東京都ベスト16に導きました。

高校では、先輩を巻き込み、チーム練習にフィジカルトレーニングを導入し、ボール保持時間を1.5倍に増加させ、勝率が1.5倍に増加させました。

大学では、長期インターンインターンリーダーとして、社長を巻き込みチームのアポイント向上のための施策を実行し、アポイント数を47件から111件まで上昇させました。

この経験から、課題に対して主体的に行動し、周囲の協力、理解を得ながら目標を達成する力があると自負しております。

この強みを活かして、御社でビジネスマネジメントに特化した人材になりたいです。

 

総合商社であれば、チーム内で発揮される強みがいいでしょう。個人で頑張った経験から抽出される強みではウケがあまり良くないと思います。(仮説)

 

上記から発揮される強みは、周囲を巻き込む力や地道な努力などです。

これらは商社の事業投資で、現場を重視している三菱商事でも活きてくると考えています。

 

 

⑦商社でやりたいこと

以下は実際の質問を例にしていきます。

あなたが三菱商事で手掛けてみたいビジネスや、三菱商事で働く中で獲得したい経験・スキルについて、教えてください。

 

私はエネルギーに関する諸問題解決に関するビジネスを手がけたい。再生可能エネルギーの電力小売企業で働き、再エネを広め、やりがいを感じたため、貴社では世界中の環境問題を解決し、次世代によりよい環境を残したい。脱炭素や世界中へのエネルギーの安定供給などに関する問題解決においては、エネルギーの専門知識だけではなく、現地の幅広い知識や経験を身につける必要があると考えている。そのため貴社内の様々な分野のスペシャリストを巻き込みながら、エネルギーに関する諸問題解決に貢献したい。

 

【想定される質問】

1.なぜエネルギーがやりたいのですか。

2.身につけたいスキルは?

3.そのためにどうすればいい?

4.もしそれができなかったらどうする?

 

【答え】

1.長期インターンでエネルギーの法人営業をやっていて、3方良し(国、お客様、会社)のビジネスにやりがいを感じていたから。

→現在のトレンドであり、企業が注目している分野で仕事ができることが自分自身のやりがいが大きいと感じている。

2.脱炭素の専門知識を極めたい+マネジメント能力を磨きたい→最終的には出向先での事業経営に携わりたい。→なぜ事業経営をやりたいのか→長期インターンの社長と塾長への憧れがあったから。

3.インプットとアウトプットの量を他の人よりもこなしていく。尊敬する上司のマネジメントを研究する。

4.別の部署でも頑張れる。三綱領の理念に共感しており、人とカルチャーに魅力を感じているため。

 

 

ガクチカと自己PRに関しては自身の強みと商社で必要となる要素を抽出することが大事です。

 

面接対策を十分にして後悔のない就活をしましょう!